フィリピンの人口はどこまで増える!
1.フィリピンの人口ってどこまで増えるの?
フィリピンでは、若い世代を中心に人口が増えていることは、多くの方が知るところかと思います。
しかし、この人口増加はいつまで、どこまで続くのでしょうか?
国連の予測によれば、世界の多くの国々が人口減少する中、
フィリピンの人口は2092年まで増加し続け、ピークで1億8,086万人に達するとされています。
以下は、国連による世界各国の人口ピークとその時期です。
🇯🇵 日本: 1.24億人(すでに減少中)
🇨🇳 中国: 14.2億人(すでに減少中)
🇰🇷 韓国: 5182万人(すでに減少中)
🇹🇭 タイ: 7297万人(2029年)
🇹🇼 台湾: 2402万人(2030年)
🇻🇳 ベトナム: 1.07億人(2051年)
🇮🇩 インドネシア: 3.19億人(2060年)
🇮🇳 インド: 16.9億人(2063年)
🇲🇾 マレーシア: 4223万人(2067年)
🇵🇭 フィリピン: 1.8億人(2092年)
🇺🇸 アメリカ: 3.93億人(2100年)
2.フィリピンの平均年齢は?
フィリピンの平均年齢は24.7歳となり、他国に比べて非常に若いです。
平均年齢が若いということは、大きな経済成長のポテンシャルがあります。
若い世代が多い国は、今後、結婚、出産、消費活動(車の購入、住宅購入、教育費用など)を控え、
今後の消費が増えるのは確実で、経済が伸びる可能性が高いです。
以下は、各国(地域)の平均年齢となります。
🇵🇭フィリピン: 24.7歳
🇮🇳インド: 27.9歳
🇮🇩インドネシア: 29.6歳
🇲🇾マレーシア: 30.3歳
🇻🇳ベトナム: 32.4歳
🇺🇸アメリカ: 37.9歳
🇨🇳中国: 38.5歳
🇹🇭タイ: 39.7歳
🇹🇼b台湾: 41.9歳
🇰🇷韓国: 43.9歳
🇯🇵日本: 48.7歳
3.2100年の各国の人口は?
国連は2100年までの人口予測を発表しており、
フィリピンは2022年と比較して、約1.57倍の人口増加が見込まれています。
これは、他の東南アジアや世界の主要国と比較して、顕著な増加率です。
以下は、2022年比較した場合の2100年の人口増減となります。
<2022年比人口増減>
🇵🇭フィリピン: 1.57倍
🇲🇾マレーシア: 1.17倍
🇺🇸アメリカ: 1.17倍
🇮🇳インド: 1.09倍
🇮🇩インドネシア: 1.08倍
🇻🇳ベトナム: 0.93倍
🇹🇼台湾: 0.64倍
🇹🇭タイ: 0.62倍
🇯🇵日本: 0.59倍
🇨🇳中国: 0.54倍
🇰🇷韓国: 0.47倍
<以上情報ソース>
United Nations
World Population Prospects 2022年10月発表
まとめ
将来の人口は、現在の人口動態・出生率・平均寿命などから、高い精度の予測ができます。
国の経済規模は、『人口✕一人当たりのGDP』という計算となるため、
今後の人口が増えるということは、今後も経済が拡大するということを意味します。
フィリピンは、豊富な若い世代と継続的な人口増加により、
少なくても、我々が生きている間は経済は伸び続けていきます。
これは我々のビジネスにとって、大きなチャンスとなることでしょう。