【2025年最新版】タイの現地採用日本人の給料相場は?|福利厚生まで徹底解説!!

タイでの日本人向け現地採用の給料は、職種や経験によって50,000バーツから200,000バーツと幅広い相場があります。
駐在員と比べて給料は低くなりますが、贅沢な暮らしをしなければ十分に生活することが可能です。
この記事ではタイの現地採用における給料事情を徹底解説します。
- タイの現地採用における職種別・年齢別の給料相場
- タイ現地採用の給与制度と手当の詳細
- 駐在員との給与・待遇の違い
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タイ現地採用日本人の給料相場

早速、タイの現地採用者の給料相場を見ていきましょう!

今回ご紹介する内容は2025年最新のものとなっているのでぜひご覧ください!
現地採用における職種別給料相場
タイ現地採用における職種別給料の相場は以下の通りです。
職種 | バーツ(最小) | バーツ(最大) | 円換算 | 円換算 |
---|---|---|---|---|
営業 | 60,000 | 120,000 | 270,000 | 540,000 |
製造技術者 | 80,000 | 130,000 | 360,000 | 585,500 |
IT | 70,000 | 120,000 | 315,000 | 540,000 |
セールスエンジニア | 70,000 | 120,000 | 315,000 | 540,000 |
コンサルティング | 100,000 | 200,000 | 450,000 | 900,000 |
経営幹部 | 100,000 | 200,000 | 450,000 | 900,000 |
デザイナー | 70,000 | 120,000 | 315,000 | 540,000 |
事務職 | 50,000 | 70,000 | 225,000 | 315,000 |
財務会計 | 80,000 | 150,000 | 360,000 | 675,000 |
接客 | 50,000 | 80,000 | 225,000 | 360,000 |
人事 | 60,000 | 80,000 | 270,000 | 360,000 |
カスタマーサポート | 30,000 | 60,000 | 135,000 | 270,000 |



日本での仕事と同様に専門的な職種や経営に近いポジションだと給料が高くなっていますね!


現地採用における年齢や経験別給料相場
タイの現地採用では、年齢に応じて特定分野での実務経験も重視されます。
年齢相応の経験を積んでいる場合、以下の給与レンジになることが多いです。
年齢層 | 給与範囲(月額/バーツ) | 求められる経験・スキル |
---|---|---|
20代前半 | 50,000〜60,000 | 基本的なビジネススキル |
20代後半 | 60,000〜70,000 | 3年以上の実務経験 |
30代前半 | 70,000〜100,000 | マネジメント経験あり |
30代後半 | 80,000〜120,000 | 業界経験10年以上の専門性あり |
40代以上 | 120,000以上 | 責任者レベル |
語学力による給料の違い
タイの現地採用では、語学力が採用に影響する場面があります。
特にタイ語ができる人材は、企業から高く評価されます。
- 英語ビジネスレベル:基本給+5,000〜バーツ
- タイ語読み書き可能:基本給+5,000〜バーツ
- タイ語ビジネスレベル:基本給+10,000バーツ


タイの現地採用における給与制度は、基本給を軸に様々な手当や賞与で構成されます。
日本の制度と異なる部分もあるため、詳しく見ていきましょう。
現地採用者の基本給の仕組み
タイの現地採用における外国人(日本人含む)の最低賃金は、月額50,000バーツとされています。
(※BOI取得企業を除く)
その他、職位やスキルなど評価ポイントがあった際には加算されます。
決定要素 | 内容 | 備考 |
---|---|---|
最低賃金 | 50,000バーツ | 日本人の法定最低給与 |
職位 | 役職による基準額 | 管理職で上乗せ |
スキル | 専門性による加算 | IT、財務等で優遇 |
語学力 | 能力による加算 | 英語・タイ語で優遇 |



日本企業とは異なり年功序列で上がっていくというよりは、スキルや実績で昇給していくという点は要注意です!
賞与やその他福利厚生について
基本給以外にも様々な手当や賞与などの福利厚生が用意されているので確認しておきましょう!
- ビザ&ワークパミット負担(導入率9割超)
- 健康診断(導入率8割ほど)
- 携帯電話支給(導入率7割ほど)
- 民間医療保険(導入率6割ほど)
- 通勤手当:固定or実費支給(導入率6割ほど)
- 赴任時の渡航費(導入率3割ほど)
- プロビデントファンド(退職金制度)(導入率3割ほど)
- 住宅手当:5,000〜15,000バーツ/月(導入率2割ほど)
- 一時帰国手当(導入率2割ほど)
- 賞与:年1〜4ヶ月分(会社と職種による)
RCX調査


昇給制度の特徴
タイの現地採用における昇給は、以下のような特徴があります。
項目 | 内容 |
---|---|
基本昇給率 | 年間2〜5%程度 |
昇給時期 | 毎年1月または4月 |
昇給回数 | 9割が年に1回。1割が年に2回。 |
評価項目 | 本人のパフォーマンス、会社の業績、会社への貢献度、勤怠 |
タイの現地採用は、日本と比べて評価による昇給の率が大きく、昇進によるに大幅昇給も期待できます。



特に管理職への昇格時は、給与が大きく上がるケースが多いです。
タイ現地採用日本人の給料でよくある質問


最後にタイでの現地採用を検討する方からよく寄せられる給与に関する質問を、Q&A形式で解説します!
日本人の最低給与はいくらですか?
タイで働く日本人の最低給与は月額50,000バーツと法律で定められています!
内容 | 詳細 |
---|---|
最低給与額 | 50,000バーツ〜 |
日本円換算 | 22.5万円(1バーツ=4.5円で計算)〜 |
適用対象 | タイで就労ビザを取得する全ての日本人(BOI認可企業除く) |



最低給与は5万バーツに設定されていますが、一定の経験があれば、それ以上の給与になることが多いです。
タイの現地採用で高い給料をもらえる職種は?
タイの現地採用で高い給料をもらえる職種は、例えば4つの職種があります!
- 製造技術者:70,000〜120,000バーツ/月
- IT・セールスエンジニア:80,000〜120,000バーツ/月
- コンサルティング:100,000〜200,000バーツ/月
- 経営幹部:100,000〜200,000バーツ/月
税金はどのくらい引かれますか?
タイは、日本と比べると税金・社保も安く、手取りが増える傾向があります。実際の手取りの計算は、収入から税金や社会保険料を引いた額になります。



下記の図は300万円、500万円、700万円、1000万円を日本・タイでそれぞれもらった場合の想定手取り額となります(日本円記載)。


上記から分かるようにタイでの手取り給与はどの給与帯においても日本より高くなります。
タイの現地採用で給料が高い職種に就くにはどうすれば良いですか?
タイの現地採用で給料が高い職種に就くには以下のポイントを意識してみましょう!
- 語学力の強化 – 英語:TOEIC 800点以上 – タイ語:ビジネスレベル以上
- 専門スキルの習得 – IT関連 – 財務・会計 – 製造業のエンジニア職など
- マネジメント経験 – マネジメント経験 – プロジェクト管理経験 – 部下の育成実績


まとめ
この記事では、タイの現地採用における給料相場や制度、駐在員との違いについて解説しました!
タイの現地採用の給料事情について、重要なポイントを整理しましょう。
項目 | 内容 |
---|---|
基本給の範囲 | 50,000〜200,000バーツ/月(22.5万円〜90万円) |
最低給与 | 50,000バーツ/月(日本人の場合) |
昇給率 | 年2〜5% |
賞与 | 年1〜4ヶ月分 |
タイの日系企業における現地採用の給与は、以下の理由から上昇傾向にあります。
- 要職の駐在員から現地採用に切り替える流れがある
- 経験豊富な日本人材へのニーズ拡大
- 物価上昇に伴う給与水準の見直し
- タイ経済の成長による全体的な賃金上昇
タイでの就職・転職を検討する際は、給与だけでなく、キャリアアップの機会や生活の質なども含めて総合的に判断することが大切です。



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