【2025年最新】タイ現地採用で働く日本人の給与相場を徹底解説!

タイ日本人現地採用の給与相場

タイで仕事を探す際、「給与相場」が気になる方が多いのではないでしょうか?

タイでは、日本人の最低賃金が月5万バーツ(約22.5万円)となり、マネジメント職なら月8万~13万バーツ(約36~58.5万円)の給与も珍しくありません。(1バーツ=4.5円 2025年3月時点)

東南アジアの中でも、タイは日系企業が多いため、求人数が圧倒的に多いのが特徴です。

この記事では、そんなタイの仕事における給与事情について詳しく解説します!

この記事で分かること
  • タイの仕事における職種別の給与相場と採用条件
  • バンコクの求人市場における給与の実態
  • 現地採用と駐在員の給与の違いと特徴
  • 高給与が期待できるタイの仕事の種類と条件

実際の求人データと現地採用情報を基に、タイの仕事で得られる給与の全貌を明らかにしていきます。

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目次

タイの日本人現地採用の給与水準

タイの仕事の給与水準

まず初めにタイにおける仕事の給与水準について、タイで働く日本人に絞ったポイントを見ていきます!

タイの給与に関する基本情報
  • 地域における給与の差はない
  • 日本人の給与レンジは5万バーツ〜13バーツ程度
  • 職種や能力によって給与に差が生まれる

タイの最低賃金制度

タイの仕事では、法律で定められた最低賃金制度が適用されます。

タイにおける日本人(外国人)の最低賃金は50,000バーツ(22.5万円)と設定されています。日本人は最低でも5万バーツの給与が保証されることになります。

日系企業の現地採用日本人の給与相場

タイの日系企業における給与は、職位によって大体以下の相場の傾向となります!

職位月給(バーツ)円換算
新卒・スタッフ50,000~70,00022.5~31.5万円
マネージャー80,000~120,00036~54万円
GMクラス100,000~200,00045~90万円
日系企業の給与相場(1バーツ=4.5円 2025年3月時点)

バンコクの給与水準

日本人については、バンコクでも地方でも給与水準は基本的に同等になります。地方(チョンブリなど)がバンコクと同じ水準であることの背景は、地方のほうが日本人を採用しづらく、バンコクと同様程度の給与を払っている企業が多いです。

ただし、職種や企業によって給与に違いが生じることはあります。

タイ現地採用日本人の職種別給与相場

タイにおける仕事の職種別給与相場

続いて、タイの職種別の給与相場を見ていきましょう!

2025年最新のタイにおける日本人向けの給与相場(月収)は以下の通りとなっています。

スクロールできます
職種バーツ(最小)バーツ(最大)円換算円換算
営業60,000120,000270,000540,000
製造技術者80,000130,000360,000585,500
IT70,000120,000315,000540,000
セールスエンジニア70,000120,000315,000540,000
コンサルティング100,000200,000450,000900,000
経営幹部100,000200,000450,000900,000
デザイナー70,000120,000315,000540,000
事務職50,00070,000225,000315,000
財務会計80,000150,000360,000675,000
接客50,00080,000225,000360,000
人事60,00080,000270,000360,000
カスタマーサポート30,00060,000135,000270,000
タイにおける日本人の給与相場(1バーツ=4.5円 2025年3月時点)

職種によって大きく異なります。では、製造業からITまで、職種ごとの給与相場を詳しく見ていきましょう。

営業職の給与相場や特徴

タイの営業職は今までのスキルを活かせる仕事として人気があります!また、全職種の中で最も求人数が多いです。

実際の営業職の給与相場や必要なスキルは以下の通りです。

役職月給(バーツ)必要なスキルの目安
営業(スタッフクラス)60,000~80,000営業経験・日常会話程度の英語
営業(シニアクラス)70,000~100,000営業経験・業界経験3年以上・英語
営業マネージャー80,000~120,000マネジメント経験、業界経験5年以上
営業職の給与相場や特徴
メディア編集部

主な仕事内容には、日系企業の新規顧客開拓、商談、クロージング、見積書・契約書の作成などがあります!

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製造技術者の給与相場や特徴

日系企業の進出により製造業が盛んなタイでは、技術者の需要が高く、給与も安定しています。

職種月給(バーツ)求められる経験・スキル
生産管理80,000~130,000製造業での実務経験
品質管理80,000~130,000QC・ISO関連知識
工場長100,000~150,000工場長経験
技術職の給与相場や特徴
メディア編集部

実際の給与は、保有する資格の種類、日本での実務経験年数、言語レベル、マネジメント経験の有無などによって変動します!タイ語が話せると優遇される傾向があります。

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IT・セールスエンジニア職の給与相場や特徴

タイのIT業界は成長が著しく、高給与が期待できる仕事の一つです。

日本人の求人は、日本語本社とタイの現場を繋ぐブリッジエンジニアなどの需要が高傾向にあります。

職種月給(バーツ)特徴
プログラマー70,000~100,000スタートアップ企業が多い
システムエンジニア80,000~150,000日系企業の求人が豊富
プロジェクトマネージャー100,000~200,000バイリンガル人材が不足
IT・セールスエンジニア職の給与相場や特徴
メディア編集部

IT業界においては技術的なスキルだけでなくPMのようなマネジメントスキルまで保持していると給与が上がりやすい傾向にあります!

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事務職の給与相場や特徴

タイの事務職は日系企業での需要が高く、安定した仕事として人気があります。ただし、書類を扱う仕事であるため、一定レベルで英語かタイ語が求められることが多いです。

実際の給与相場や主な業務は以下の通りです!

職種月給(バーツ)主な業務
一般事務50,000~70,000文書作成、データ入力、英語(タイ語)
秘書・総務60,000~70,000役員サポート、翻訳、英語(タイ語)
経理80,000~120,000経理レビュー・本社報告など
事務職の給与相場や特徴
メディア編集部

書類を扱う仕事であるため、一定レベルで英語かタイ語が求められることが多いです。

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接客業の給与相場や特徴

タイの接客職は、近年の日本食ブーム・観光産業の発展に伴い需要が増加しています。

職種ごとの給与相場はこちらです。

職種月給(バーツ)勤務形態
ホテルスタッフ50,000~70,000シフト制
レストラン運営50,000~70,000実働8時間
カスタマーサービス30,000~65,000週休2日
接客職の給与相場や特徴
メディア編集部

語学力の向上(タイ語必須)、マネジメントスキルの習得、現地スタッフとの良好な関係構築が昇給・昇進のポイントとなります!

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タイ現地採用日本人で高い給与が期待できる求人

タイで高い給与が期待できる求人

続いて、タイの仕事で高給与が期待できる求人について見ていきましょう!

大前提として専門性や語学力を活かせるポジションでは、高い給与が期待できます!

タイで高給与が期待できる求人
  • 日系企業のマネジメント職
  • 技術・経理などの専門職
  • 弁護士・会計士などの士業
職種月給(バーツ)特徴
マネジメント職(GM以上)100,000~200,000要職を駐在から現地採用に置き換える流れ
エンジニアなど専門職100,000~150,000明確な専門スキルが必要
士業(弁護士・会計士)120,000~200,000英語を求められることが多い
接客職の給与相場や特徴
メディア編集部

タイで高い給与を貰うためには、日本で就職しタイで働くという流れも1つの選択肢として考えることができますね!

タイで高い給与をもらうためには、給与相場の高い職種やポジションへと転職するのが効果的です!

ですが、海外での転職は日本とは状況や仕組みが異なるため、転職のプロに相談するのがおすすめです。

「実際に相談してみたい!」という方は、ぜひ気軽に相談してみてくださいね。

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タイ現地採用日本人の給与でよくある質問

最後にタイにおける仕事の給与でよくある質問と回答をまとめました!

タイでは給与以外の福利厚生はありますか?

タイでは給与以外の福利厚生もあります。

以下、タイの企業で整備されている福利厚生の一例となります。

主な手当と賞与の内容
  • 賞与:年1〜4ヶ月分(会社による)
  • 住宅手当:5,000〜15,000バーツ/月(導入率2割ほど)
  • 通勤手当:実費支給(導入率6割ほど)
  • 携帯電話支給(導入率7割ほど)
  • 民間医療保険(導入率6割ほど)
  • 一時帰国手当(導入率2割ほど)
  • 健康診断(導入率8割ほど)
  • ビザ&ワークパミット負担(導入率9割超)
  • 赴任時の渡航費(導入率3割ほど)
  • プロビデントファンド(導入率3割ほど)

給与交渉はできますか?

タイの仕事でも給与交渉は可能です!

以下のような要素が評価されると、交渉が有利になります。

交渉材料評価されるポイント
語学力タイ語・英語のレベル
専門性業界での実務経験
前職の給与前職での給与・実績
給与の交渉材料

昇給制度はありますか?

タイにおいても昇給制度はあります!

タイの企業では一般的に以下のような昇給制度があります。

項目内容
基本昇給率年間2〜5%程度
昇給時期毎年1月または4月
昇給回数9割が年に1回。1割が年に2回。
評価項目業績、スキル向上、語学力
昇給制度の概要(2025年1月時点)

まとめ

この記事では、タイにおいて日本人が働く際の給与事情を詳しく解説しました!

今回紹介したポイントを以下にまとめておきます。

タイでの仕事選びで給与面を考える際の重要ポイント
  • 日系企業は安定した給与体系が特徴
  • 語学力が給与アップの重要な要素となる
  • 専門性の高い職種ほど高給が期待できる

タイでの仕事は、東南アジアの中でも給与水準が高く、日本人材の需要も多い市場です。

メディア編集部

一方、タイで仕事を探す際には不安なことや困難なことが多く、悩む方が多いです。

だからこそ、具体的な求人を探す際は、転職エージェントに相談するのがおすすめです!

タイやフィリピンで就職・転職したい方はぜひRCX Recruitmentにご相談ください!

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