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タイの生活費はいくら?|独身・夫婦・子供ありの世帯別にリアルな家計簿を公開【2026年版】

タイの生活費を独身・夫婦・子供あり家庭の世帯別に解説した図

「タイって最近、物価が上がっているんじゃない?」「現地採用の給与で、本当に普通に生活できるの?」

タイ就職を検討中の方から、このような相談をよくいただきます。結論から言うと、単身であれば問題なく生活可能です。ただし「タイ=安い国」と思い込むと、想定外の出費に驚くことになります。

この記事では、タイの生活費を独身・夫婦のみ・子供あり家庭の3つの世帯別に分け、家賃・食費・交際費・交通費・通信費・光熱費・教育費のすべての項目を数字ベースで解説します。記事の後半では、バンコク在住の現地採用女子のリアルな月間家計簿も公開します。

※本記事の日本円換算は1バーツ=4.5円(2025年3月時点)で算出しています。為替レートは変動するため、最新のレートで計算し直すことをおすすめします。

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目次

タイの生活費|世帯別の月額まとめ

まず全体像を把握するために、世帯別の月額生活費を一覧で示します。

ケース月額生活費(バーツ)月額生活費(円)備考
独身(節約型)27,000〜35,000約12.1万〜15.7万円中心以外、ローカル食多め
独身(標準型)45,000〜55,000約20.2万〜24.7万円中心部、バランス型
夫婦のみ80,000〜100,000約36万〜45万円中心部、快適型
子供あり(日本人学校)120,000〜150,000約54万〜67.5万円教育費込み
子供あり(インター)140,000〜170,000約63万〜76.5万円学校により大幅変動

以下、各世帯の内訳を詳しく解説します。

1. 独身者の生活費|月3万〜5.5万バーツ

独身でタイに住む場合の生活費は、住む場所や生活スタイルによって大きく異なります。バンコク中心部で快適な生活を送る場合は月額5万バーツ(約22.5万円)程度、中心以外で節約生活なら3万バーツ(約13.5万円)程度が目安です。

ケース1:バンコク中心部に住む28歳男性

項目費用(バーツ)費用(円)
家賃25,000112,500
食費15,00067,500
水道光熱費2,0009,000
通信費7003,150
娯楽費・交際費・雑費8,00036,000
合計50,700228,150

各項目の解説

家賃について、独身者の家賃は立地と物件タイプによって大幅に変動します。

エリア物件タイプ家賃(バーツ)家賃(円)
中心部1ベッドルーム18,000〜35,00081,000〜157,500
中心以外1ベッドルーム15,000〜25,00067,500〜112,500
中心部スタジオ15,000〜25,00067,500〜112,500
中心以外スタジオ5,000〜15,00022,500〜67,500

初期費用として、デポジット2ヶ月分と前家賃1ヶ月分が必要です。

中心部から駅を2〜3つ離れるだけで、住みやすさは変わらずに家賃がガクッと下がります。生活費を抑えたい方は、少しエリアをずらすのが賢い選択です。

食費について、ローカルフードを中心とした食生活なら月額5,000〜8,000バーツで可能ですが、日本食中心だと月額15,000バーツ以上かかることもあります。

食事スタイル別の月額食費の目安として、ローカルフード中心なら月額5,000〜8,000バーツ(1食50〜70バーツほど)。自炊とローカル外食のミックスなら月額8,000〜12,000バーツ。日本食レストラン利用多めなら月額12,000〜20,000バーツです。

水道光熱費について、1ベッドルームの部屋なら月額1,000〜2,000バーツが一般的です。電気代がほとんどを占め、水道代は月額150〜300バーツ程度。タイはガスが普及していないため、基本的に電気コンロです。

通信費について、携帯電話とインターネットを合わせて月額500〜1,500バーツが目安。タイの携帯電話料金は日本と比べて安く、データ通信10GBプランでも月額350〜500バーツで利用できます。テザリングでWi-Fi契約なしで生活する人も多いです。

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ライフスタイル別の月間総支出

生活スタイル月額(バーツ)月額(円)特徴
究極節約派22,000〜23,000約10.5万〜11万円飲み会ゼロ、ローカル飯中心
普通〜やや贅沢派35,000〜50,000約17.5万〜25万円日本食も楽しみつつバランスよく
しっかり楽しむ派50,000〜70,000約25万〜35万円外食、美容、旅行、ゴルフなど

リアル家計簿|バンコク在住20代現地採用女子の1ヶ月

RCXのYouTubeでMCを務めるバンコク在住りなさんの実際の家計簿を紹介します。「美容も楽しみながら無理なく生活する」リアルな数字です。

項目金額(バーツ)金額(円換算)備考
家賃18,00086,400
食費7,00033,600自炊含む
交際費6,00028,800飲み会など
交通費2,0009,600
通信費4802,300
光熱費1,200〜2,600平均5,700〜12,000エアコン使用量による
美容代5,000〜6,00024,000〜28,800ネイル、マツエク、マッサージ等
合計約42,000〜50,000約20万〜24万円

美容(ネイル・マツエク・エステ)にお金をかけても、トータル5万バーツ以内に収まっています。これがタイ生活の魅力の一つです。

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2. 夫婦のみの生活費|月8.5万〜10万バーツ

夫婦でタイに住む場合の生活費は、独身者の約2倍弱が目安です。バンコク中心寄りで快適な生活を送る場合、月額10万バーツ(約45万円)程度の生活費が必要です。共働きであることが快適な生活の前提となるケースが多いです。

項目費用(バーツ)費用(円)
家賃35,000157,500
食費22,000112,500
水道光熱費2,0009,900
通信費1,5006,750
娯楽費・交際費・雑費25,000112,500
合計85,500384,750

各項目の解説

家賃について、夫婦の場合は将来を見据えてある程度広い住居を選ぶケースが多くなります。

エリア間取り家賃(バーツ)家賃(円)
中心部1ベッドルーム25,000〜40,000112,000〜180,000
中心以外1ベッドルーム15,000〜25,00067,500〜112,500
中心部2ベッドルーム35,000〜50,000157,500〜225,000

食費について、夫婦の食費は独身者の約1.8〜2倍程度が目安です。自炊中心で時々外食を楽しむ生活なら月額2〜3万バーツ程度。内訳は自炊食材費2人分が月額15,000バーツ、平日ランチ代2人分が月額6,000バーツ、外食・デリバリーが月額4,000バーツで、合計約25,000バーツです。

水道光熱費について、2ベッドルームのコンドミニアムでエアコンを適切に使用した場合、電気代は月額2,000バーツ、水道代は月額400バーツ程度です。

通信費について、携帯電話2台分で月額800〜1,200バーツ、自宅インターネットが月額500〜700バーツ。合計1,300〜1,900バーツです。格安SIMを活用すれば2人分でも月額800バーツ程度に抑えることも可能です。

娯楽費について、週末の小旅行や映画鑑賞、友人夫婦との食事会などを含めて月額25,000バーツ程度が目安です。内訳は娯楽費が10,000バーツ、交際費が8,000バーツ、交通費・日用品が7,000バーツです。

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3. 子供あり家庭の生活費|月13万〜17万バーツ

子供連れでタイに住む場合、教育費が生活費を大きく左右します。お子さんを連れて移住するかどうかで、生活費の前提は完全に別物になります。

ケース1:日本人学校の場合

項目費用(バーツ)費用(円)
家賃40,000180,000
食費25,000112,500
水道光熱費3,00013,500
通信費1,6007,200
娯楽費・交際費・雑費21,00094,500
教育費(日本人学校)19,46787,601
スクールバス・教材費など20,00090,000
合計130,067585,301

ケース2:インターナショナルスクールの場合

インターナショナルスクールを選択した場合、教育費だけで月額40,000バーツ(約18万円)以上、上位校では月額100,000バーツ(約45万円)を超えるケースもあります。総生活費は月額140,000〜170,000バーツ(約63万〜76.5万円)が目安です。

各項目の解説

家賃について、子供がいる家庭では学校へのアクセスや安全性を重視した住居選びが重要です。

立地条件間取り家賃(バーツ)家賃(円)
中心部2ベッドルーム40,000〜60,000180,000〜270,000
中心以外2ベッドルーム25,000〜40,000112,500〜180,000

食費について、成長期の子供には質の良い食材を選ぶ傾向があり、自炊食材費だけで月額18,000バーツ、外食費が10,000バーツ、合計28,000バーツが現実的な数字です。

水道光熱費について、子供の在宅時間を考慮すると、エアコンの使用時間が長くなり電気代は月額3,000バーツ程度。水道代は月額300バーツ程度です。

教育費について、これが家族移住における最大の負担項目です。

学校種別年間費用月額換算
日本人小中学校約100万円約8.3万円
日本語幼稚園100万〜200万円約8.3万〜16.7万円
インターナショナルスクール100万〜500万円約8.3万〜41.7万円

これにスクールバス代や教材費が加わります。現地校という選択肢もありますが、授業言語、教育レベル、将来の日本帰国・進学を考えると、慎重にならざるを得ない家庭が多いのが現実です。

共働きが前提になることが多いものの、夫婦ともに現地で仕事を見つけるのは簡単ではありません。

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タイの生活費でよくある質問

Q. タイの生活費は平均でいくらですか?

バンコクでの独身生活なら月額3〜5.5万バーツ(約13.5〜24.7万円)、夫婦なら8.5〜10万バーツ(約38〜45万円)程度が目安です。子供ありの場合は教育費を含めて13〜17万バーツ(約58〜76.5万円)です。

Q. タイで日本と同等の暮らしをするにはいくら必要ですか?

月額5万バーツ〜15万バーツ程度の生活費が必要です。日本食中心の食生活、日本製品の使用、日本語対応の医療サービスの利用などを求める場合、タイでも日本並みの費用がかかります。タイのローカルサービスを積極的に利用すれば、日本の3分の2程度の生活費で暮らすことも可能です。

Q. タイの生活費は上がっていますか?

近年上昇傾向にあり、特にバンコクでは年率3〜5%程度のインフレが継続しています。さらに円安の影響で、日本円換算すると体感的にはさらに上がっている印象です。5年前と比べて20〜30%高くなっている分野もあります。

まとめ|タイの生活費は「安さ」ではなく「設計」で決まる

タイの生活費はライフスタイルと世帯構成によって大きく変わります。独身であれば月3万バーツ台からでも十分に暮らせる一方、家族帯同で教育費を含めると月13万バーツ以上が必要になります。

現地採用の初任給(月50,000〜60,000バーツ)で考えると、独身の標準的な生活であれば毎月貯金もできる水準です。さらにタイは税金と社会保険の負担が軽いため、手取り率は約88〜90%と日本よりも高く、実際に使えるお金は額面以上に多くなります。

大切なのは「タイは安い」と思い込むのではなく、自分のライフスタイルに合わせて生活を「設計」することです。ローカルに寄せれば安く、日本の水準を持ち込むと割高。この大前提を理解した上で、本記事のデータを参考にリアルな生活費シミュレーションを組み立ててみてください。

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