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タイ就職は新卒でもできる?|応募できる職種・給与・成功のコツを解説

タイで新卒が就職する際の職種と給与の解説

「新卒で海外就職なんて無謀では?」と思うかもしれません。しかしタイは、東南アジアの中で最も日系企業が多い国であり、新卒でも応募可能な求人が実際に存在します。

JETROの調査によると、タイには5,800社以上の日系企業が進出しています。もちろん多くの企業が即戦力を求めているため、新卒向け求人は経験者向けに比べて限定的です。しかし「新卒OK」「未経験歓迎」と明記された求人も一定数あり、特にコールセンターやカスタマーサポート、一部の営業職で新卒採用の実績があります。

この記事では、タイの新卒就職の実態から、応募できる職種、給与水準、成功させるためのポイントまで解説します。

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目次

タイで新卒が応募できる職種

タイの求人市場では即戦力が求められる傾向が強いですが、以下の職種では新卒でも採用される実績があります。

職種新卒採用のしやすさ英語力の要件給与目安(月額)
コールセンター高い不問5万〜6万バーツ
カスタマーサポート高い日常会話レベル5万〜7万バーツ
営業職(一部)やや低い日常会話レベル5万〜8万バーツ
IT系ジュニアポジションやや低いビジネスレベル6万〜10万バーツ

特にコールセンターは「大卒」であれば応募条件を満たすケースがほとんどです。タイ就職の入口として、まずコールセンターで1〜2年の実務経験を積み、そこから営業やIT、管理部門へキャリアチェンジするルートは定番のパターンとなっています。

新卒ではほぼ応募できない職種

一方で、以下の職種は実務経験が必須とされるため、新卒での応募はほぼ不可能です。

製造業の生産管理・品質管理(工場経験3年以上が一般的)、経理・財務(簿記資格と実務経験が必要)、マネジメント職(部下を持った経験が必須)。これらの職種を将来的に目指すなら、まずは新卒で入れるポジションで経験を積み、2〜3年後にステップアップする戦略がおすすめです。

新卒のタイ就職における給与と生活

タイでの新卒現地採用の給与は、月5万〜6万バーツ(約24万〜29万円)が相場です。日本の新卒初任給(約22万〜25万円)と比較すると、額面はほぼ同水準か、やや上回ることもあります。

さらにタイは日本に比べて税金と社会保険の負担が軽いため、手取り率は約88〜90%と高くなります。日本の手取り率が約77〜80%であることを考えると、実際に手元に残る金額はタイのほうが多くなるケースもあります。

バンコクでの一人暮らしの生活費は月4万〜6万バーツ程度が目安です。新卒の給与でも、ローカル寄りの生活をすれば十分に暮らしていけます。

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新卒のタイ就職で知っておくべきビザの仕組み

タイで就労するには「Non-Immigrant B Visa(Bビザ)」と「ワークパーミット(労働許可証)」の両方が必要です。

ビザ取得の条件として「大卒以上」であることが基本的に求められます。高卒や専門学校卒の場合、ビザ取得のハードルが上がるため注意が必要です。また、タイの労働法では「外国人に対して日本人の場合は月5万バーツ以上の給与を支払うこと」が義務付けられており、これがワークパーミット取得の条件にもなっています。

ビザやワークパーミットの申請手続きは、通常は採用企業がサポートしてくれます。転職エージェントを通じて就職活動をすれば、ビザ取得のサポート体制が整った企業を紹介してもらえるため安心です。

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新卒でタイ就職を成功させる5つのポイント

ポイント1:在学中にインターンシップを経験する

タイの就職活動では「実務経験」が重視されます。在学中に短期インターンシップやアルバイトで実務経験を積んでおくと、新卒であっても「完全な未経験」とは評価されなくなります。

ポイント2:語学力をアピール材料にする

英語やタイ語のスキルは、新卒の弱点である「経験不足」をカバーする有力な武器です。TOEIC600点以上、またはタイ語の基礎会話ができれば、選考で有利に働きます。

ポイント3:タイに特化した転職エージェントを利用する

新卒でのタイ就職は情報が限られるため、タイの求人市場に精通したエージェントの活用が有効です。新卒OKの求人を効率的に紹介してもらえるだけでなく、履歴書の添削や面接対策もサポートしてもらえます。

ポイント4:最初の1〜2年はキャリアの「投資期間」と割り切る

新卒でタイに渡る場合、最初のポジションが理想通りでないことは珍しくありません。大切なのは、最初の1〜2年を「海外経験を積む投資期間」と捉えて、タイでの実務経験と語学力を蓄えることです。その経験は、2回目の転職で大きなリターンになって返ってきます。

ポイント5:現地採用のその先のキャリアも見据える

タイでの現地採用をゴールではなく、キャリアの通過点として捉えることが重要です。タイでの実務経験を活かして、駐在員への切り替え、日本への帰国転職、他国への転職、あるいは起業といった選択肢が広がります。

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新卒でタイ就職した人の体験談

RCXの支援実績では、日本の大学を卒業後にタイのコールセンターに入社し、1年後に日系商社の営業職に転職したケースがあります。最初は英語力に不安を感じていたものの、コールセンターで業務の基礎を学びながら英語力も向上し、2年目には月収が5万バーツから7万バーツにアップしています。

また、大学時代にタイに留学経験があり、タイ語の日常会話ができたことが評価されて、新卒で日系メーカーの営業職に採用されたケースもあります。

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まとめ

タイでの新卒就職は決して無謀ではなく、正しい戦略と準備があれば十分に実現可能です。コールセンターやカスタマーサポートなど新卒OKの求人は存在し、給与水準も日本の新卒初任給と遜色ありません。タイは税金や社会保険の負担が軽いため、手取りベースでは日本より多くなることもあります。

新卒でタイに渡ることの最大のメリットは、若いうちから海外でのビジネス経験を積めることです。20代で海外実務経験と語学力を身につけておけば、30代以降のキャリアの選択肢は国内だけで働いていた場合とは比較にならないほど広がります。タイ就職は「新卒だから無理」ではなく、「新卒だからこそ挑戦する価値がある」選択肢です。

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