フィリピンでの日本人現地採用の給与相場は?職種別で2025年最新の給与事情を徹底解説!

近年、円安や将来への不安からフィリピンで就職や転職をする日本人が増えています。
そんな日本人の方にとって、気になるのがフィリピンにおける「給与事情」でしょう。
フィリピンにおける日本人の給与で多いレンジは、約10万ペソ(約26万円)〜15万ペソ(約39万円)となっています。

また、フィリピンにおける現地採用の日本人の給与は上昇傾向にあり、直近10年では約30%ほど上昇しています。
本記事ではフィリピンにおける日本人の給与水準について最新データを基に解説します。
- フィリピンの給与水準と最低賃金制度
- 日系企業における給与相場の特徴
- 営業、IT、製造業など職種別の給与相場
- 地域差や昇給制度などの給与にまつわるよくある質問
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フィリピンの仕事の給与水準


まずはフィリピン全体の給与水準について見ていきましょう。
※画像
フィリピン統計庁(PSA)によると、2022時点のフィリピン人労働者の平均月収は約18,000ペソ(約46,800円)です。
出典|PHILIPPINE STATISTICS SUTHORITY 2022年職業賃金調査(OWS)のハイライト
年収に換算すると約21.6万ペソ前後となり、日本円では約56万円~60万円程度になります(1ペソ=2.6円換算)。
一方、フィリピンにおける日本人現地採用の給与で多いレンジは、約10万ペソ(約26万円)〜15万ペソ(約39万円)となっています。
出典|RCX調べ 2025年2月時点



見て分かる通り、フィリピンにおける日本人の給与水準は現地の方と比較して高いということが分かりますね!
また、フィリピンにおける現地採用の日本人の給与は上昇傾向にあり、直近10年では約30%ほど上昇しています。
- 需給ギャップの拡大
- 企業の求人数が増加する一方で、企業の採用基準に乗る日本人求職者の数が不足
- 給与を引き上げて採用競争に対応
- 駐在員から現地採用への移行
- コスト削減の一環として、駐在員のポジションを現地採用に切り替える動きが発生
- 経営幹部やマネージャークラスの現地採用枠が増加&高給与水準の求人が増加
- インフレによる物価上昇
- フィリピン国内のインフレ進行&生活費の上昇に伴い、給与水準も上昇
フィリピンの最低賃金制度
フィリピンの最低賃金は地域別に定められる日給ベースの制度です。
国家賃金生産性委員会(NWPC)の下、各地域の三者委員会(RTWPB)が経済状況や物価を考慮して最低賃金を設定します。
一方で、日本人向けの最低賃金制度はないため基本的にはフィリピン国内の制度に則る形となります。
フィリピンの職種別の給与相場


ここからはフィリピンの仕事を職種別に給与相場を解説します。
職種 | フィリピンペソ (最小) | フィリピンペソ (最大) | 日本円 (最小) | 日本円 (最大) |
---|---|---|---|---|
営業 | 100,000 | 130,000 | 260,000 | 338,000 |
製造技術者 | 120,000 | 150,000 | 312,000 | 390,000 |
IT | 120,000 | 180,000 | 312,000 | 468,000 |
セールスエンジニア | 120,000 | 170,000 | 312,000 | 442,000 |
コンサルティング | 120,000 | 200,000 | 312,000 | 520,000 |
経営幹部 | 130,000 | 200,000 | 338,000 | 520,000 |
デザイナー | 100,000 | 150,000 | 260,000 | 390,000 |
事務職 | 80,000 | 120,000 | 208,000 | 312,000 |
経理 | 120,000 | 180,000 | 312,000 | 468,000 |
接客 | 60,000 | 100,000 | 156,000 | 260,000 |
人事 | 100,000 | 130,000 | 260,000 | 338,000 |
カスタマーサポート | 60,000 | 100,000 | 156,000 | 260,000 |
それではフィリピンにおける職種別の給与相場を見ていきましょう!
営業職の給与相場
フィリピンにおける営業職(セールス)の給与は、業種や担当する市場によって幅があります。
これはフィリピンの平均より高めですが、営業職には歩合やインセンティブが付くこともあります。
- 日系企業では日本語対応や日系取引先対応が求められることが多い
- 業績次第でボーナスが出たり昇給しやすい環境にある点がメリット
- マニラ首都圏では金融・営業・IT分野でさらに高収入が期待できる
日系企業で現地採用される営業職の場合、日本語対応や日系取引先対応が求められるポジションが多いです。



フィリピンの営業職は成果主義的な側面が強く、基本給はそれほど高くなくても「売れば売るほど稼げる」仕組みになっている場合があります!
製造技術者職の給与相場
製造業で働く場合、工場労働者から技術者・管理者まで職種の幅が広い点が特徴です。
やはり、製造技術者職は専門職ということもあり給与水準は高い傾向にあります。
- 従業員食堂の提供や送迎バス、制服貸与などの福利厚生が充実
- 給与額自体は他の外資メーカーと同程度だが安定性がある
- 長期勤続によってじわじわと給与水準が上がることが期待できる



製造技術者職は、都市部ではなく地方にある工場の近くに住むこともあるため、福利厚生などにも目を向けましょう!
IT職の給与相場
IT関連職(ソフトウェアエンジニア、システム開発者)は、フィリピン国内でも屈指の高給分野です。
近年のIT産業成長により需要が拡大しており、優秀なIT人材には高い給与が提示されています。
IT職にはソフトウェアエンジニア以外にも、ネットワークエンジニアやクラウド管理、ITサポートデスクなどの職種もあります。
これらのインフラ系IT職の給与は、開発者ほどではないものの比較的高い給与相場となります。
- 外資系BPO企業のITサポートでは深夜勤務手当が付くケースが多い
- サイバーセキュリティなどニッチなスキルを持つ人はさらに高報酬
- 欧米企業と直接契約するフリーランスエンジニアも増加傾向
フィリピンのIT人材の中には、欧米企業と直接契約するフリーランスエンジニアも増えています。



IT職はフィリピンでは飛び抜けて高収入の部類です!特にソフトウェア開発やデータサイエンス、AI分野の人材は不足しており、企業は高い給与で獲得競争をしています。
現地法人社長・責任者の給与相場
現地法人社長や責任者は、フィリピンで働く日本人向け職種の中でもトップクラサウの給与水準となります。
場合によっては、日本円換算で年収数百万円~数千万円規模となることもあり、一般的な賃金水準をはるかに超えます。
- 基本給以外に業績ボーナスや株式報酬なども支給されることがある
- 海外医療保険や高級車の貸与など金銭以外の特典も充実
- 優秀な人材には契約交渉で特典を付けるケースもある



現地法人のトップクラスはフィリピン国内では群を抜く高給職です!特に外資系のカントリーマネージャーは、ローカルスタッフ平均の何倍もの給与を得ています。
事務職の給与相場
一般事務職(オフィス事務、秘書、カスタマーサービス以外のバックオフィス業務など)の給与相場について説明します。
事務系職種は労働市場における供給も多く、給与水準は平均的なレンジに収まることが多いです。
電話応対や書類整理、データ入力などを主とする事務職は、給与は控えめですが、オフィス勤務で肉体的負担が少なく人気の職種でもあります。
- 応募者が多いため企業側は低コストで人材確保しやすい
- 政府系機関や公務員の事務職給与は民間と同等か少し低め
- 残業が少なく定時で帰れる仕事が多くワークライフバランスが取りやすい
- 日系企業では将来的に専門職へのキャリアアップも可能



事務職の給与はフィリピンの平均水準並みであり、大きな高収入は期待しにくいものの安定した働き方ができます。
人事職の給与相場
人事(HR)職は、採用・労務・教育研修など社員に関わる業務を扱う専門職です。
人事担当者の給与相場は事務職よりやや高めになるケースが多いですが、その分専門知識が求められます。
- 経験と知識が重視される職種で、資格よりも実績重視
- 労働法に精通し労使交渉の経験豊富な人材は優遇される
- 海外研修経験や英語力も市場価値を高める
- タレントマネジメントや組織開発など先進分野に強い人材は希少価値あり



人事職はキャリアアップすればするほど給与水準が上がりやすい専門職です!若手のうちは平凡な給与でも、マネージャー職以上になればフィリピン国内では上位の高収入層に入ります。
会計・経理職の給与相場
会計・経理は専門知識が必要な分野であり、フィリピンでも比較的高給な職種のひとつです。
- 会計士資格(CPA)保有者は特に優遇される
- 経理部門の統括責任者になると給与水準が大きく上がる
- 大企業の財務マネージャーは年俸制のケースも多い
- 日系企業で日本の会計知識を活かせるポジションは優遇される
会計士はフィリピンでは社会的地位も高く、優秀な人材ほど金融業界や多国籍企業からの引き合いが強い状況です。



会計・経理職は資格と経験がものをいう高専門職です!特にCPA資格取得者は引く手数多です。
カスタマーサポート職の給与相場
カスタマーサポート(顧客対応)職は、フィリピンの代表的な雇用創出分野であるコールセンター/BPO業界に多く見られます。
- 深夜・交替手当が手厚く、実際の手取りは基本給より高くなりやすい
- スーパーバイザー(SV)やQA職へ昇進すると昇給が期待できる
- 日本語のできるオペレーターは語学力プレミアムで高給
- 英語力があれば学歴不問で働きやすい業界



カスタマーサポート職(特にコールセンター)はフィリピンの平均給与をやや上回る収入が得られる職種です。英語力に自信がある若者がこぞって応募するため競争もありますが、採用数自体が多いため就業機会には恵まれています!
フィリピンにおける仕事の給与でよくある質問


最後にフィリピンにおける仕事の給与でよくある質問と回答をまとめました!
それぞれの質問と回答について見ていきましょう!
フィリピンでは場所によって給与水準が違う?
一般的にマニラ首都圏(NCR)の給与水準が最も高く、セブやダバオなどの主要都市がそれに次ぎ、地方都市はさらに低い傾向です。



都市部は収入も高いが支出も多い、地方は収入は低いが物価も安いという構図です。
フィリピンで給与交渉はできる?
基本的にはフィリピンで給与交渉は可能です!
ただし、交渉の余地は職種や自分のスキルレベル、企業の制度によって異なります。
- 自分の市場価値を裏付けるもの(前職給与、実績、スキル証明など)を提示する
- 給与だけでなくボーナス制度や昇給機会、手当などトータルパッケージで考える
- 医療保険や交通手当など福利厚生面も考慮する
- 複数の求人を検討し比較材料を持っておく



経験豊富な人材や専門スキル保有者は交渉次第で提示額以上の待遇を勝ち取ることができます。
フィリピンは昇給制度がある?
フィリピンの多くの企業で何らかの昇給制度(年次昇給や業績評価による昇給)が設けられています。
ただし、日本の年功序列的な自動昇給とは異なり、成果主義・能力主義に基づく昇給が一般的です。



だからこそ年数を重ねれば給与が上がるという考え方は危険だと言えますね。
フィリピンで給与が高い仕事は?
フィリピンにおける日本人向けの職種で給与が高い仕事は以下の通りです。
職種 | フィリピンペソ (最小) | フィリピンペソ (最大) | 日本円 (最小) | 日本円 (最大) |
---|---|---|---|---|
製造技術者 | 120,000 | 150,000 | 312,000 | 390,000 |
IT | 120,000 | 180,000 | 312,000 | 468,000 |
セールスエンジニア | 120,000 | 170,000 | 312,000 | 442,000 |
コンサルティング | 120,000 | 200,000 | 312,000 | 520,000 |
経営幹部 | 130,000 | 200,000 | 338,000 | 520,000 |
上記のように、専門知識・資格が必要な職業ほど平均給与が高い傾向にあります。
- 専門スキルを磨いて専門職に就く
- 経験を積んで管理職に昇進する
- 英語力を活かして国際的なプロジェクトに関わる
- IT・金融・医療など高給分野を選ぶ
高収入を得たい場合は、専門スキルを磨いて専門職に就くか、経験を積んで管理職に昇進することが王道と言えるでしょう。



逆にスキル習得や昇進の機会が少ない職種・企業に留まっていると、長年勤めても大幅な収入増は見込みにくいですよ!キャリアアップのチャンスを常に意識することが大切です。
まとめ


この記事では、フィリピンの最新給与事情を平均年収や職種別に詳しく見てきました。
今回紹介した日本人向けの職種別給与についておさらいしておきましょう!
職種 | フィリピンペソ (最小) | フィリピンペソ (最大) | 日本円 (最小) | 日本円 (最大) |
---|---|---|---|---|
営業 | 100,000 | 130,000 | 260,000 | 338,000 |
製造技術者 | 120,000 | 150,000 | 312,000 | 390,000 |
IT | 120,000 | 180,000 | 312,000 | 468,000 |
セールスエンジニア | 120,000 | 170,000 | 312,000 | 442,000 |
コンサルティング | 120,000 | 200,000 | 312,000 | 520,000 |
経営幹部 | 130,000 | 200,000 | 338,000 | 520,000 |
デザイナー | 100,000 | 150,000 | 260,000 | 390,000 |
事務職 | 80,000 | 120,000 | 208,000 | 312,000 |
経理 | 120,000 | 180,000 | 312,000 | 468,000 |
接客 | 60,000 | 100,000 | 156,000 | 260,000 |
人事 | 100,000 | 130,000 | 260,000 | 338,000 |
カスタマーサポート | 60,000 | 100,000 | 156,000 | 260,000 |
こういった給与水準を把握しつつ、以下のポイントを意識することが大切です!
- 日系企業で働く場合、現地平均より高めの給与や充実した手当が得られる傾向
- 日本語・英語が活かせるポジションは優遇される
- 給与交渉や昇給の機会もあり、実力次第で収入アップが可能
- 地域差や生活コストも含めて総合的に判断するべき



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