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バンコクのインターナショナルスクール完全ガイド|費用・カリキュラム・選び方を現地プロが解説【2026年版】

バンコクのインターナショナルスクール選びの4つのポイント図解

「バンコクのインター校は約160校。調べれば調べるほど、どこを選べばいいか分からなくなる。」

タイへの家族帯同や教育移住を検討する日本人にとって、インターナショナルスクール選びは最も悩ましいテーマの一つです。授業料、カリキュラム、英語力、立地──考えるべき要素が多すぎて、情報を集めるだけで堂々巡りになりがちです。

この記事では、バンコクのインターナショナルスクール紹介・コンサルを行う「SGB(バンコクスクールガイド)」代表の竹川千明さんへのインタビューをもとに、学校選びで本当に見るべきポイントを整理しました。

予算、立地、カリキュラム、課外活動の4つの軸から、具体的な費用感や注意点まで踏み込んでいます。

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目次

インターナショナルスクール選びの4つのポイント

バンコクにはタイ全体で約260校、バンコク市内だけでも約160校のインターナショナルスクールがあります。年々増え続けており、ネットで情報を集めるだけでは判断がつきません。

竹川さんによると、最初に以下の4つの軸で絞り込むと、候補は2〜3校にまで絞れるそうです。

ポイント内容
予算年間授業料+授業料以外の費用を含めたトータルコスト
立地自宅からの距離、通学時間、スクールバスの負担
カリキュラムアメリカ式・イギリス式・IB(国際バカロレア)など、将来の進路に合うか
課外活動放課後のクラブ活動・習い事の充実度

調べすぎて迷うよりも、まずこの4つで条件を決めてしまうのが近道です。

費用の実態|授業料だけで判断すると危険

年間授業料の相場

バンコクのインター校の年間授業料は、おおよそ100万円〜500万円と非常に幅が広いです。100万円台の学校もあれば、最上位校では500万円近くになるケースもあります。

ただし、これはあくまで「授業料だけ」の金額です。実際にはそれ以外のさまざまな費用が積み重なり、トータルの負担は授業料の印象よりもかなり大きくなります。

授業料以外にかかる費用の内訳

費目目安補足
入学金約10万〜60万円学校によって大きく異なる。初年度のみ
スクールバス代年間約30万円距離で変動。タイの新卒月給を超える水準
ランチ代年間10万円以上月あたり1万円超
英語サポートクラス(EAL)年間30万〜40万円英語が母語でない生徒は基本的に加入が必要
課外活動費学校により異なる学費に含まれる学校もあれば、別途請求の学校も

たとえば年間授業料が200万円の学校でも、入学金・バス代・ランチ代・英語サポート費を加えると、初年度は300万円を超えることも珍しくありません。

「年単位」ではなく「トータル」で計算する

インター校は1年だけ通う場所ではなく、数年〜十数年通うことが前提です。小学校1年生から6年間通う場合、授業料だけでも600万〜3,000万円。これに毎年の諸費用が加わります。

何年間通わせるのか、年間いくらまでなら教育費に充てられるのか。入学前の段階でしっかり逆算しておく必要があります。

立地|「近さ」は想像以上に重要

バンコクのインター校は朝8時前に授業が始まる学校が多いです。スクールバスを利用する場合、遠い家庭ほどバスの迎えが早く、6時台に出発というケースもあります。

バンコク特有の問題として、雨の日の渋滞や一方通行の多さがあります。バスが動かず通学に1〜2時間かかることも珍しくありません。小さいお子さんの場合はバス酔いやトイレの心配もあります。

実際、通学のストレスが原因で転校するケースもあるとのこと。学校の近くに住むか、親が車で送迎するのが安心だという声は多いです。

カリキュラムの種類|将来の進路から逆算して選ぶ

バンコクのインター校には複数のカリキュラムがあります。長く通う場合は進路への影響が大きいため、慎重に選びたいところです。

カリキュラム特徴
イギリス式早い段階(中学〜高校)で専攻を決める。大学は3年間。専門性を早く固めたい家庭向き
アメリカ式自由度が高い。大学1年目はリベラルアーツ的にさまざまな科目を学べる。大学は4年間
IB(国際バカロレア)世界共通のカリキュラム。転勤族など、複数の国を移動する家庭に向いている
オーストラリア式数学・英語・理科などをしっかり学ぶ堅実なスタイル
シンガポール式中学教育に力を入れている傾向

「何式か」は単なる教育スタイルの違いではなく、将来どの国の大学を目指すか、いつ専攻を決めたいかに直結します。親の転勤の可能性も含めて検討すべきポイントです。

課外活動|日本の部活動とはまったく別物

インター校では放課後に学校内で「課外クラス(After School Activities)」が開かれます。日本のように習い事のために別の場所へ通う必要がありません。充実した学校では150クラス以上の選択肢があります。

スポーツ系ではサッカー、ゴルフ、テニス、水泳、ラグビーなど。文化系ではアート、クッキング、ロボティクス、チェス、3Dプリンター、オーケストラなどがあります。

項目日本の部活動インター校のクラブ活動
参加可能学年高学年〜中学以降1年生から参加可能
入部条件基本自由テスト(トライアウト)がある場合も
活動頻度ほぼ毎日週2回程度
変更の自由度年単位2ヶ月ごとに変更可能な学校も

授業では学べないことを学校の中で体験できるのは、働く親にとっても大きなメリットです。

インター校と日本人学校、どちらを選ぶべきか

「どちらが正解」ではなく、家庭の状況と将来の計画によって答えは変わります。

状況おすすめの方向性
3年後に日本へ帰国予定帰国後の進路を見据えてインターを選ぶ。帰国子女枠の活用も視野に
タイの次に別の国へ転勤の可能性あり早い段階からインター校へ。IBカリキュラムも検討
タイに長期滞在・定住予定教育方針とお子さんの性格に合わせて柔軟に
日本語の定着を最優先にしたいまず日本人学校→慣れてからインターへ転校も一つの手

日本人学校からインター校への転校は比較的多いパターンです。逆に、インター校の自由な環境から日本人学校の厳しい環境へ移るのは子どもにとって負担が大きいため、慎重に考えた方がいいでしょう。

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英語力ゼロからインター校に入るとどうなるか

英語が母語でない生徒は、入学後に英語サポートクラス(EAL)に入ります。通常の英語の授業を抜けて、別クラスで英語のフォローアップを受ける仕組みです。

時期英語力の目安
約1年後相手の言っていることがなんとなくわかるようになる
約2年後本格的に力がつき始める
2〜3年後学習言語として使えるレベルに近づく

伸びが早いのは、コミュニケーションが好きで自分から積極的に関わるタイプのお子さんです。逆に、インター校にいても日本人の友達とばかり遊んでいると習得に時間がかかります。

言語習得の臨界期は9歳前後と言われています。9歳以前に入学すると英語サポートクラスを抜けるのが早く、吸収も速いです。ただし、早く入れれば入れるほど日本語の定着は難しくなります。ここは家庭の教育方針とのバランスが問われるところです。

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入学までの流れと準備

インター校は年間の半分近くが休みで、学校側もイベントが多いです。メールを送っても返事が遅かったり、見学したい日に対応できなかったりすることがあるため、余裕を持って1年前から動き始めるのが理想です。

入学までのステップは以下の通りです。

ステップ内容
1. 情報収集4つのポイント(予算・立地・カリキュラム・課外活動)で候補を絞る
2. 口コミ確認検討中の学校に通わせている保護者の声を聞く
3. 学校見学実際に足を運んで雰囲気を確認(旅行を兼ねてもOK)
4. 入学試験英語レベルのチェックと面談
5. 合否通知出願から約2週間で届く
6. 入学手続き入学金の支払い・書類提出

親が英語を話せなくても入学自体は可能な学校が多いです。ただし、学費の高い学校ほど親の英語力を求める傾向があります。三者面談や保護者参加のイベントが英語で行われるため、英語に不安がある場合は日本人窓口がある学校を優先するのも一つの基準です。

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まとめ

この記事では、バンコクのインターナショナルスクール選びについて、費用・立地・カリキュラム・課外活動の4つの軸で解説しました。

ポイント内容
学校数バンコク市内だけで約160校。4つの軸で絞れば2〜3校に
費用授業料だけでなく入学金・バス代・EAL費用を含めたトータルで計算
カリキュラムイギリス式・アメリカ式・IBなど。将来の進路から逆算して選ぶ
課外活動150クラス以上の学校も。学費に含まれるか別途かを確認
英語力9歳前後の入学がベスト。EALで2〜3年かけて習得
判断基準「どこがいい学校か」ではなく「わが家・わが子に合う学校か」

完璧な学校は存在しません。大事なのは、家庭の教育方針と子どもの性格に合った学校を、情報に振り回されずに選ぶことです。

バンコクのインターナショナルスクール選びについて個別に相談したい方は、SGB(バンコクスクールガイド)へ日本語でお問い合わせが可能です。

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