【2026年版】タイ祝日カレンダー

タイの祝日カレンダー 2026年

タイで仕事をしていると、祝日は「ただの休み」ではありません。銀行が止まり、役所が閉まり、取引先の稼働も落ちる日です。
そして一番怖いのは、給与振込・送金・契約手続き・イミグレ(入国管理局)・納期が、祝日を挟んだ瞬間にまとめて詰まること。

特にタイは、政府発表(閣議決定)をベースにしつつ、振替休日追加の特別休業日が入る年があります。年初に押さえておくだけで、無駄な炎上がかなり減ります。

※本記事は、実務への影響が大きい 「銀行(金融機関)休業日」ベースで、2026年の祝日を整理しています(Bank of Thailand公表リスト準拠)。
※祝日は制度上、変更・追加の可能性があります。最終確定は各社の就業規則・社内通達で確認してください。
(YouTube動画では「止まる業務」の具体例と、現場での事故りがちなパターンも口頭で補足しています)


目次

2026年のタイ祝日一覧(銀行休業日ベース・月順)

出典:Bank of Thailand(金融機関・SFIの休日)

日付(曜日)祝日名(英語)祝日名(日本語)備考
2026/01/01(木)New Year’s Day元日
2026/01/02(金)Additional special holiday特別休業日閣議決定による追加休日
2026/03/03(火)Makha Bucha Day万仏節(マカブーチャ)
2026/04/06(月)Chakri Memorial Dayチャクリー王朝記念日
2026/04/13(月)Songkran Festivalソンクラーン(タイ正月)
2026/04/14(火)Songkran Festivalソンクラーン(タイ正月)
2026/04/15(水)Songkran Festivalソンクラーン(タイ正月)
2026/05/01(金)National Labor Dayメーデー(労働者の日)
2026/05/04(月)Coronation Day戴冠記念日
2026/06/01(月)Substitution for Visakha Bucha Dayウィサカブーチャ振替本来は 5/31(日) のため振替
2026/06/03(水)H.M. Queen Suthida’s Birthdayスティダー王妃誕生日
2026/07/28(火)H.M. King’s Birthdayワチラロンコーン国王誕生日
2026/07/29(水)Asarnha Bucha Dayアサラハブーチャ(三宝節)
2026/08/12(水)H.M. Queen Sirikit the Queen Mother’s Birthday and Mother’s Dayシリキット王太后誕生日/母の日
2026/10/13(火)King Bhumibol Adulyadej the Great Memorial Dayラーマ9世記念日
2026/10/23(金)King Chulalongkorn the Great Memorial Dayチュラロンコーン大王記念日
2026/12/07(月)Substitution for King Bhumibol’s Birthday / National Day / Father’s Day父の日・国家記念日等の振替本来は 12/5(土) のため振替
2026/12/10(木)Constitution Day憲法記念日
2026/12/31(木)New Year’s Eve大晦日

参考:市中銀行も「BOT通知に準拠」と明記して休日を掲載しています。

2026年の祝日で事故が起きやすいポイント

振替休日の考え方(タイは“固定”じゃない)

タイの振替は日本ほどパターンが固定ではありません。
「日曜に当たる祝日」の振替はもちろん、年によっては内閣判断で追加休日が入ります。

2026年の要注意ポイントはここです。

  • 1/2(金)が追加の特別休業日として明記されている
  • 5/31(日)のウィサカブーチャが6/1(月)に振替になっている

要するに、カレンダーの見落としがそのまま送金事故に直結します。

政府発表と実務のズレが起きやすい

「国の休日=全社休み」とは限りません。逆もあります。

  • 国の休日でも、会社が必ず休むとは限らない(業界・雇用形態・就業規則次第)
  • 会社によっては独自休暇を足して、連休化することがある
  • 南部など一部地域・一部金融機関は、Eid(イスラム祝祭)やChinese New Yearを追加休日にするケースがある(条件付きで明記されることがある)

つまり、見るべきは「国の祝日一覧」よりも、**取引先と自社の“実稼働”**です。


日本人が特に注意すべき祝日(止まる業務が大きい)

止まりやすいのは「銀行・役所・物流が絡む業務」

タイで日本人がハマりやすいのは、だいたいこのあたりです。

  • 給与振込(承認〜振込のリードタイムが伸びる)
  • 海外送金・支払(着金が遅れる/月末締めに刺さる)
  • 契約手続き(社内稟議が止まる+相手も止まる)
  • イミグレ関連(直前が混んで詰まる)
  • 納期調整(工場・物流・BPOが一気に鈍る)

特に影響が大きい祝日を、実務目線でまとめるとこうなります。

祝日期間/日付実務で止まりやすい理由先にやるべきこと
ソンクラーン4/13〜4/15国全体の稼働が落ちる。物流・工場・BPOも影響しやすい納期・出荷・支払・回収を前倒しで確定
年末年始12/31〜1/2(+1/1)日本側の締め処理と被りやすい。送金・請求が詰まる締め日と支払日を前倒しルール化
憲法記念日12/10木曜単発が地味に効く。役所手続きが詰まりやすい役所・契約系はその週の前半に寄せる

※「銀行が閉まる=支払いが止まる」です。給与振込・家賃・送金・請求書のスケジュールは、BOTの休日カレンダー基準で先に設計するのが安全です。


有給を絡めた連休の作り方(実例)

前提:土日休み(Sat/Sun)が基本の会社を想定しています。

ソンクラーンで「9連休」を作る

  • 祝日:4/13(月)〜4/15(水)
  • 有給:4/16(木)・4/17(金)
  • 連休:4/11(土)〜4/19(日)=9連休

7月末で「9連休」を作る(国王誕生日+仏教祝日)

  • 祝日:7/28(火)・7/29(水)
  • 有給:7/27(月)+7/30(木)・7/31(金)
  • 連休:7/25(土)〜8/2(日)=9連休

12月の“木曜祝日”を「4連休」に変える

  • 祝日:12/10(木)憲法記念日
  • 有給:12/11(金)
  • 連休:12/10(木)〜12/13(日)=4連休

タイ現地採用・駐在目線での実務アドバイス

Googleカレンダーに「会社用の祝日カレンダー」を作る

「タイ祝日」だけ入れて満足すると、だいたい漏れます。
社内独自休暇、日本の祝日、締め日(給与・請求・支払)まで重ねると、事故が激減します。

給与・支払・請求の「前倒しルール」を固定する

おすすめは、祝日が絡むたびに都度判断しないことです。

  • 「祝日が絡む週は、何日前に承認するか」
  • 「送金はいつまでに指示を切るか」
  • 「請求書発行は何営業日前に締めるか」

要するに、**銀行休業日ベースで“運用ルール化”**すると安定します。

イミグレ系は「祝日前後は混む」前提で動く

これは毎年あるあるです。直前に駆け込むと、だいたい詰みます。
時間が溶けます。笑えません。

南部・イスラム圏の拠点がある場合は追加休日に注意

EidやChinese New Yearが、条件付きで追加になる旨が明記されるケースがあります。
該当拠点があるなら、拠点別にカレンダー化しないと危険です。


まとめ(結局どう使うべきか)

  • 2026年のタイ祝日は、銀行(金融機関)休業日ベースで19日が軸になる
  • 2026年の特徴は、1/2(金)の追加特別休業日と、ウィサカブーチャ振替(6/1)
  • 実務で効くのは、祝日そのものよりも 「銀行・役所・物流が止まる」影響
  • 正解は、支払い・納期・役所手続きを 止まる前提で前倒し設計すること
  • 祝日カレンダーは、社内独自休暇・日本の祝日・締め日まで重ねて管理すると強い

今年は「祝日を眺める」ではなく、業務設計に組み込むところまでやって、事故を減らす材料にしてほしいです。

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